庭瀬城
別名 芝場城 御陣屋 |
付近住所 岡山県岡山市庭瀬 | 現在 清山神社 |
2005/8/17 | 碑・案内板アリ | 日本城郭大系 |
戸川氏 達安→ 正安→ 安宣→ 安風 廃絶 関宿藩より 久世氏 重之→ 丹波亀山藩へ 興留藩より 藤井松平氏 信通→ 上山藩へ 高滝藩より 板倉氏 重高→ 昌信→ 勝興→ 勝志→ 勝喜→ 勝?→ 勝資→ 勝貞→ 勝成→ 勝全→ 勝弘 |
室町時代末ごろ(約400年前)備中松山の三村元親は備前の固めとしてこの地に築城した。付近の地名から芝揚城(こうげ)とも呼ばれた。一帯は泥沼地でひじょうな難工事であった。その後宇喜多の重臣戸川肥後守達安がはいり(1602)古城を拡げ城下町をととのえた。元禄12年(1699)板倉氏の居城となり明治を迎えた。自然石の石垣をめぐらした堀もよく残り、沼城の典型を示している。寛政5年(1793)板倉勝善は城内に清山神社を建て板倉氏中興の祖重昌、重矩父子を祭り歴代の遺品を収蔵した。(遺品は現在、吉備公民館に収蔵) |